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J-PARC研究施設建設に伴う測量調査に携わり、感謝状を頂きました

J-PARC研究施設建設に伴う測量調査に携わり、感謝状を頂きました

 『世界初、電子型ニュートリノ出現現象の兆候を捉える』 高エネルギー加速器研究機構(茨城県つくば市)を中心とする国際研究グループが、素粒子ニュートリノが変身する新しいパターンの兆候を世界で初めて観測したとの報道発表(朝日新聞H23/6/15付)がありました。
 この様な世界最先端技術をもつ研究施設建設にあたり、私たち株式会社ミカミとしても測量調査等にかかわれた事を誇りに思っています。

 
主な作業内容
○つくばKEK「長基線ニュートリノ振動実験」
 つくばから約250km離れた岐阜県飛騨市神岡町の検出器(スーパーカミオカンデ)までニュートリノは地中をまっすぐ進みます。
 
 弊社は、つくばビームラインの基線について、GPSを用いた観測結果(成果)を証明するため、従来の観測手法である太陽観測により検証しました。
 
○東海村J-PARC
 大強度陽子加速器施設 J-PARC( Japan Proton Accelerator Research Complex )は、世界最高クラスの大強度陽子ビームを生成する加速器と、その大強度陽子ビームを利用する実験施設で構成される最先端科学の研究施設です。

 弊社は、J-PARC研究施設の建設地の基準点測量,水準測量,現況測量,立木調査を行うとともに、施設完成後は50GeⅤシンクロトロン・トンネル内の水準測量を行い、床面の変動を定期的に観測しました。

 
 これらの技術の貢献をもとに、高エネルギー加速器研究機構様より委託受けて実施した測量調査等業務において、下記機関様連名による感謝状を頂戴しました。
 
【日本原子力研究開発機構】
【高エネルギー加速器研究機構】
【J-PARCセンター】様、ありがとうございました。