代表コラム president column

第6回 「まちみとラボの取り組み」

 私たち「まちみとラボ」は、そのミッションとして掲げた「住み続けたいまち・水戸」「選ばれるまち・水戸」の創造に向け、5つの取り組み・アプローチを実施している。

 単発的ではなく、相互に関連付けたパッケージとして実施して相乗効果を狙っているこれらの事業を紹介する。

 

①伝える:プロモーション

 水戸をプロデュースするための情報発信ツールとして、地域メディア『TRIX MAG.』を創設。水戸のまちで学びたい、暮らしたい、働きたい人向けに、水戸でのライフスタイル、ワークスタイルをイメージできる情報を提供。また、エリアに存在する遊休不動産を地域の宝とし、活性化につながる活用の具体化に向けた情報も発信。

 

②魅せる:市場(いちば)

 まちなかマルシェ『ガンゲット』を実験的に開催。毎回テーマを設け、多様な世代や市内外居住者などの購買ニーズ、新たに生まれつつあるライフスタイル、店づくりの方向性などを調査・分析。

 

③見い出す:リサーチ

 まちなかでの新しい担い手を見つけ、その起業を支援するために、『まちなか空き店舗ツアー』や『水戸まちなかビジネスプランコンテスト』を実施。

 

④育てる:インキュベーション

 多様な形態・規模に対応した新規創業者の支援を図るためのインキュベーション空間『M-WORK』を水戸のまちなかに整備。水戸出身で新進気鋭の若手起業家・須田将啓氏(エニグモ代表)らとのコラボレーションで実現。

 

⑤場所を作る:リノベーション

 遊休不動産を活用し、まちなかでの可能性の『場』づくりを支援する。「水戸まちなかビジネスプランコンテスト」の入賞プランについて、『リノベーション事業』を通しての創業支援、経営支援を実施。また、古いマンションの空き室を活用したリノベーションを実施し、まちなか居住を促進。

 次号から、それぞれの取り組みについて、具体的に紹介する。

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