第7回 「取り組み① 魅せる:市場(いちば)」
毎回テーマを設けたまちなかマルシェ『ガンゲット』を実験的に開催している。
ガンゲットの開催によって、来訪者が今後の水戸のまちに期待感を持ってほしい。生活者に今後の粋な水戸暮らしをイメージしてほしい。商業関係者が水戸のまちに出店したくなるようになってほしい。そんな願いを込め、新しいマルシェ『ガンゲット』がスタートした。
開催にあたっては、毎年11月中旬に茨城県近代美術館の芝生広場で開催される質の高いクリスマスマーケット『マルシェ・ド・ノエル』の企画メンバーと連携、ご協力をいただいている。これまでに4回開催した。
2017年、秋(約8,000人)。ちょっと高いけれど、良い雰囲気の中で、良い商品を自分の目でしっかり選んで、自分だけの買い物をする、そんなロハス層の家族の来場が多かった。
2018年、春(約3,500人)。テーマは『コーヒーと本と』。気持ちの良い空間の中で、コーヒーと本をお供に、自分だけの時間をのんびりと過ごす、そんな男性客が多かった。
2018年、夏(約4,000人)。テーマは『夏祭り』。とても暑いけれど、楽しい週末をみんなで一緒に過ごしたい、そんな家族連れが多かった。
2019年、春(約4,100人)。テーマは『ピクニック』。芝生でくつろげる雰囲気を用意。大切な家族と芝生でのんびり過ごす、そんな若い男女や小さなお子さま連れが多かった。
いずれも、水戸のこれからのまちなかにとって大切で必要とされるスタイルだ。そして、今年は『あおぞら』をテーマに9月14日(土)、15日(日)に南町自由広場(M-SPO)で開催。