第29回 「デザイン会議、始まる」
4月1日の国土交通省からの事業内定通知を受け、さっそく本年度事業の中心的役割を担う「水戸まちなかデザイン会議」の準備に取り掛かった。
デザイン会議の目的は、一つはビジョンの深化・拡散・共感。ビジョン素案のブラッシュアップと、多くの市民への拡散・共感を狙う。二つはプレイヤーの発掘・支援。挑戦心を持ち、ビジョンに共感してくれるプレイヤーを見つけ、その挑戦を支援する。三つは試行・実証実験実行委員会の立ち上げ。デザイン会議に集まった官民産学、さまざまな立場の方々とともに、この秋に実施する試行・実証実験に向けた実行委員会を組織する。
4月中に準備会を2回実施し、5月22日に第1回のデザイン会議を、南町二丁目商店街振興組合の「南2商店会館」にて開催。高校生や大学生、市役所や商工会議所、そして大学や民間から、水戸のまちなか再生に熱い思いを持った志の高いメンバーが、現地35人、オンライン15人の合計50人も集結。まずは試行・実証実験に向け、対象とする場所や実験内容についての議論が始まった。
第2回のデザイン会議は6月6日にM-SPOにて。試行・実証実験の目的を「今ある屋外空間を少し整えて使ってみる」とし、そのために「どこを」「どのように」整える必要があるのか、などについて、班ごとに分かれた街歩きとワークショップ形式で議論。これらを踏まえ、6月25日の第3回では、屋外空間活用のプロで建築家の西田司さんにリモート形式で講演いただいた。
一方で水戸市との連携も欠かせない。4月14日に、高橋市長へ協議会の活動と未来ビジョン素案について報告。市長からもビジョンへ共感いただき、実現に向け協議を継続することが決まった。水戸市中心市街地活性化基本計画の改訂に際しては、本ビジョンの内容も盛り込んでいただけることとなった。
官民連携によるまちなか再生に向け、共感型まちづくりの仲間が確実に増えている。このプロセス自体が、すでに実験だ。

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▲第1回会議 実証実験に向けた議論
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▲第2回会議 ワークショップ