第32回 「試行・実証実験、はじまる」
「日常」としての居心地よく歩きたくなるまちなかづくりに向け、試行・実証実験「水戸まちなかリビング作戦」が、南町の裏通りを中心に10月9日から始まった。今ある屋外空間を少し整えて作った快適な居場所“まちなかリビング”。エリア内各所に実験会場を設け、また、水戸まちなかデザイン会議の有志による自主企画「まちなかチャレンジ」も実施される。まちなかをうまく使いこなすことで実現できる水戸まちなかでの「アタラしい日常」を、皆さんで体験、使っていただきたい。
実験の効果測定のため、自動車交通量や人々の移動測定のほか、WEBアンケートや来場者ヒアリングなども実施するので、ご意見ご感想をお聞かせいただきたい。実施内容は次の通り。
MAIN STREET
路面サインで裏通りへのつながりを演出。頭上フラッグでエリアの一体感を表現。まちなかチャレンジ「縁台プロジェクト」で居場所づくりも。
LIVING STREET
安心して歩ける裏通りへ。白線移設で歩行空間の拡張、車両の減速を促す路面サイン、まち歩きを促す路面サイン、を実現するストリートサイン。
LIVING GATE
誘導サインで読売会館ビルの貫通通路にご案内。ビル2階や8階もCo-Livingとしてプレオープン。
INFORMATION
裏通り沿いの壁面にて、実験や未来ビジョン素案を紹介。一息ついたり、ランチを食べたりなどの滞在スペースも。
LIVING PASSAGE
風が強く薄暗くて通りにくかった通路を、光と音により楽しめる通路に。
WORK LOUNGE
快適な半屋外ワークプレイス。テーブルなどを増設し、快適な居場所に。
DOG LIVING
空き地に人工芝とフェンスを設置しドッグランに。県北産の丸太椅子も。
ROOFTOP PARK
絶景を望む特別な場所。緑に囲まれたビル屋上を開放。まちなかチャレンジ「そらカフェ」も。
LIVING PARK
植物やベンチ、テーブルを配置し、使いやすいパブリックスペースに。まちなかチャレンジ「小さな森」、「Ville Camp in M-SPO」、「出張 焚火と本」も実施。
