第38回 「令和3年度の取りまとめ」
3月6日にオンラインで開催した「第2回水戸まちなかデザインシンポジウム」は、三部構成で進めた。第一部は、水戸まちなかデザイン会議や秋に実施した試行・実証実験「水戸まちなかリビング作戦」の実施概要と、定性的・定量的なデータによる検証結果の報告。第二部は、実験関係者によるトークセッション「実証実験裏話」。第三部は、地元住民・行政・協議会関係者らが今後の展望について語るトークセッション。
諦めずに粘り強く。関心・共感の輪を広げよう。カーボンニュートラル・脱炭素・SDGsへの対応を。社会実験の継続を。持続可能な人・組織・資金の仕組みを。今の枠組みを壊して前例のないことを。今後に向けての貴重なご意見・ご提案をたくさんいただいた。
そして3月28日には、協議会の令和3年度第3回全体会議をオンラインで開催。令和3年度の取り組みを振り返り、デザイン会議や試行・実証実験、検証結果について改めて報告した。そして、それらを踏まえて改訂された「未来ビジョン」について説明、審議いただき、承認いただいた。
共感の輪をいかに広げていくか、また、今年度の成果を生かした社会実験のあり方などについて、前向きなご意見をいただいた。
最後に、令和4年度の取り組み概要を紹介した。詳しくは次号のまちみとラボ通信で紹介するが、実験と検証を行う「社会実験・データ活用事業」と、共感の輪を広げる「プロモーション・情報発信事業」の2本立て。この2つを同時並行的に進めることで、共感の輪を広げながら実験を継続し、できることから環境整備・実装を図ることとしたい。

▲第2回水戸まちなかデザインシンポジウム

▲協議会の令和3年度第3回全体会議