第61回 「大通りでの社会実験実施中」
2月から始まった大通りでの社会実験「水戸まちなかリビング作戦」。パンフレットも出来上がり、地元の商店街や事業者、学校、住民の方々などに配布、ご案内を兼ね、実験期間中の協力を依頼した。メインの設置物であるパークレットについては、茨城デザイン振興協議会や文化デザイナー学院の方々にデザイン面で協力をいただき、水戸まちなかデザイン会議のメンバーを中心とした方々によるワークショップにて組み立て、設置した。まちなかに関わる方々を交え、占用区域の線引きからの会場づくり。徐々に会場を作っていくプロセスそのものも、実験の大きな要素だ。
また実験結果の検証のために、防犯カメラとAIによる歩行者や自転車の通行量調査、歩行者や自転車の距離観測、パークレットの滞留調査を行う。併せて利用者の行動観測、会場利用者の意向調査、利用者ヒアリング、住民等アンケートなどを実施する。
3月最後の週末に「第4回水戸まちなかデザインシンポジウム」を開催し、水戸まちなかリビング作戦の経過報告や次年度以降に向けたアクションについてディスカッションする。


