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リノベーションまちづくり@吉沢 vol.1

リノベーションまちづくり@吉沢 vol.1

このコラムは遊休不動産(旧社屋)の活用を通じた水戸市吉沢での「リノベーションまちづくり」について経過を配信していきます。
初回となる今回は、そもそも「リノベーションまちづくり」とは何なのか、水戸市吉沢がどんなところなのかをご紹介します!

 

「リノベーションまちづくり」って?

 

遊休不動産をリノベーションの手法を用いて再生し、地域に即したコンテンツを生かしながら「新しい使い方」、「新しい空間体験」を生み出す個別の取り組みを一定エリアにおいて面的に展開し、「雇用の創出」、「コミュニティの再生」、「エリアの価値向上」などに結びつけることで、都市や地域経営課題を解決するためのまちづくり手法です。

 

リノベーションという概念(Re・Formと,Re・Innovation)

リノベーションとは、 Re+Innovation。つまり「刷新・革新する」事を意味しており、 Re+Form「再び形成する」リフォームとは概念が異なります。 リノベーションとは包括的な状況改善の考え方であり、「用途変更」、「管理改善」、「経営改革」、ひいては「建て替え」、「減築」、「解体」などの手段を組み合わせた総合的な状況改善策を施すのがリノベーションの手法です。

 

吉沢ってどんなところ?(子育て世帯が多い)

吉沢は市内南部に位置し、東側は国道6号線、南側は桜通りと交通量が多い道路が通っています。桜通り沿いにはスーパーやドラッグストア、飲食店、衣料品店などさまざまな商業施設が立地しています。 吉沢町の人口は4400人ほどですが、地区内にある吉沢小学校の学区で見るとその人口は10,500人ほどとなり、その児童数は600人程度の児童を抱えています。また2005年から2018年で11.5%増、学区で見ると同期間で22%増と市全体(2.9%増)と比較しても人口が増加している地域となっています。 さらに特徴的なのが、年齢構成です。吉沢町の5歳ごとの人口を見ると0-4歳と25-39歳の割合が市全体と比較して突出しており、子育て世代が居住していることが読み取れます。

 

旧社屋はここにあります!

遊休不動産となっている旧社屋は、吉沢町の南部に位置しています。国道6号線や桜通りのような大きな道路には面していませんが、旧社屋がある通りには個性的な店舗が立ち並んでいます。