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茨城大学との連携講座「ゼロから始めるまちづくり・建設技術」が開催されました

茨城大学との連携講座「ゼロから始めるまちづくり・建設技術」が開催されました

茨城大学と茨城県測量・建設コンサルタント協会が茨城大学大学院前期博士課程の1年生を対象としたOCP(オフ・クラス・プロジェクト:学外実習)が今年も開催されました。

本講座では、まちづくりの基礎となる土木技術(調査、測量、補償、企画、計画、設計、監理、維持管理、補修までの全体サイクル)について、実務経験者から学び、かつ具体的な現場実習を通し、理解を深めることを目的としています。

 

弊社では、9月29日と10月6日の講座を担当しました。

9月29日の講座では、弊社代表の三上が講師を務め、まちづくりの最上流部の企画すること・計画することについて講座を行い、その後実習を行いました。

実習は弊社のスタッフが担当し、まず、リーン・キャンバスを活用し、まちの現況から課題を把握し、課題解決に繋がるようなまちのテーマを決めました。

その後、図面上で幹線道路や商業施設や医療機関等の様々な施設を配置し、テーマに沿ったまちを計画しました。

 

10月6日はUAVによる三次元測量についての講座を行いました。

測量作業の一連の流れや、UAVの安全管理の座学を行った後、現場実習として、GNSSを使用した対空標識の設置や小型UAVの操縦体験を行いました。

測量機器やUAVの操作は初めてのようでしたが、楽しんでいただけたようです。

 

本講座での多角的な視点で課題を把握しまちを計画する実習や、測量現場で行われる土木技術の体験を通して、まちづくりへの理解を深めていただけたと思います。