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国土交通省「立地適正化計画の手引き」に笠間市立地適正化計画が参考事例として掲載されました

国土交通省「立地適正化計画の手引き」に笠間市立地適正化計画が参考事例として掲載されました

令和7年4月、国土交通省の「立地適正化計画の手引き」に、笠間市立地適正化計画が参考事例として掲載されました。

【笠間市の立地適正化計画と先進的な取り組み】
令和2年3月に策定された「笠間市立地適正化計画」では、区域区分の定めのない市の特性を踏まえ、用途地域外であっても鉄道駅や生活利便施設が集積し、一定の利便性や拠点性が認められる地域が存在することから、独自の施策が導入されました。

具体的には、上下水道の整備状況や農業振興地域との関係などを総合的に考慮し、都市的土地利用が比較的容易な地域を「準居住誘導区域」として設定し、条例で位置づけています。この区域は、生活サービス機能の維持・確保を図るための独自の位置付けとなっています。

また、参考事例として国土交通省に掲載された笠間市の条例では、都市再生特別措置法第88条第1項第4号に基づく「立地適正化計画に係る届出」について、「準居住誘導区域」内に限り、届出を要しないとする柔軟な対応が取られています。

地域特性に即したこのような先進的な制度設計は、他自治体にとっても参考となる事例といえます。当社としても、地域の特性に応じたきめ細かなまちづくりの提案をこれからも心がけていきます。

【参考サイト】
■国土交通省「立地適正化計画の手引き」
https://www.mlit.go.jp/en/toshi/city_plan/content/001741220.pdf

■笠間市「立地適正化計画」
https://www.city.kasama.lg.jp/page/page010657.html

■笠間市「笠間市立地適正化計画における建築等の届出等に関する条例」
https://www.city.kasama.lg.jp/reiki/reiki_honbun/r358RG00001504.html